樹脂成型品_精密寸法計測(接触式・非接触式)
当センターのプログラム計測実績をお知らせいたします。
今回、ご依頼いただいた製品は異なる種類の樹脂成型品で、
測定物は①100mm×50mm×30mm、②100mm×200mm×100mm、
③Φ50mm×20mmの3種類です。
細かい格子状の形状や中空部分に溝形状、帽子のように湾曲下した形状と
様々な形状を含んだ個性のある製品の寸法計測のご注文をいただきました。
使用した計測機はこちら↓
・ミツトヨ製 三次元測定機(CMM) ・ミツトヨ製 測定顕微鏡(MM)
各種類1部品ずつのご依頼でしたが、短納期をご希望でしたので、同時並行的に計測を
進めていく計測プランをご提案いたしました。
主要箇所については三次元測定機のプログラム計測を活用し、
反転作業を計測の合間に挟みながら、部品全体の計測を実施いたしました。
微小R形状や微小面取り、ネジ形状の評価については、
形状測定機にて断面計測を行い、より精密な寸法計測を実施いたしました。
三次元測定機において複雑な形状や段取り替えが必要な計測の効率向上を目指した
プログラム作成に取組み、微小形状や複合形状の評価については、
形状測定機の長所を発揮するよう工夫をいたしました。
今回のご依頼内容は以下の通りです。
計測製品数:2部品
計測箇所数:約120箇所/1部品
必要納期:3営業日/2部品
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弊社では、CNC機能を有効活用し、多数の製品測定が必要な場合でも、
計測プログラムにより、精度よく高効率に測定を行うように努めています。
勿論、プログラムは万能ではないため、バリやホコリによる異常値の検出や、
プログラムでの測定が困難な場合、技術者によって測定および検証を行い、
測定した製品の精度、品質を保証する手助けを務めさせていただきます。
お客様から測定の仕様が明確に指定されない場合、
技術者の経験、知識を活用し、より質の高い測定結果を追求して参ります。