測定顕微鏡 Vol.2

製品の設置には工夫が必要!

 

今回のご依頼内容は下記です。

計測製品数:約80個×4セット

計測箇所数:約50箇所/1個

必要納期:2営業日/1セット

 

ご依頼いただいた製品サイズは30×10×10mmの樹脂製品で、

小判型の形状、中央部分が盛り上がって立体形状になっている製品でした。

 

使用した計測機はこちら↓

画像測定機での樹脂製品の計測 測定顕微鏡 精密測定

・ミツトヨ製 Quick Vision-Apex    ・ミツトヨ製 測定顕微鏡

 

外形輪郭形状については、QVのプログラム計測により効率的に測定を進め、

複雑形状部については切断し、測定顕微鏡を駆使した測定を実施しました。

段差部の角がR形状かつテーパーになっていたため、

測定点のフォーカス合わせが困難な部分がありましたが、

切断して計測を行うことにより、適正なフォーカスで計測できました。

正しくフォーカスを合わせていないと、誤った値が算出されてしまうため、

画像測定を行う上でフォーカスはとても重要です。

『画像測定フォーカス命!!』

 

だけど、切断できない場合が難しいんですよね~(;^ω^)