三次元測定機 Vol.3
当センターのプログラム計測実績をお知らせいたします。
今回、ご依頼いただいた製品は金属製の加工部品で、
測定物サイズは手のひら程度の大きさ、長方形型の部品となります。
部品表面の溝加工、内部形状の微小Rに加え、
外周形状も複雑な製品のご注文をいただきました。
使用した計測機はこちら↓
・ミツトヨ製 三次元測定機(CMM) ・ミツトヨ製 形状測定機(FT)
複数個のご注文ということもあり、プログラムでの計測をお提案いたしました。
主要箇所については三次元測定機のプログラム計測を活用し、
反転作業を計測の合間に挟みながら、部品両面の計測を実施いたしました。
微小R形状や微小面取りについては三次元測定機での計測が困難と判断し、
形状測定機でのプログラム計測を活用し、計測を実施いたしました。
三次元測定機の苦手部分を形状測定機で補うように
長所を組み合わせてのプログラム計測を行うことで、
再現性のある高品質の計測をご提供いたしました。
今回のご依頼内容は以下の通りです。
計測製品数:3部品
計測箇所数:約80箇所/1部品
必要納期:4営業日/3部品
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弊社では、CNC機能を有効活用し、多数の製品測定が必要な場合でも、
計測プログラムにより、精度よく高効率に測定を行うように努めています。
勿論、プログラムは万能ではないため、バリやホコリによる異常値の検出や、
プログラムでの測定が困難な場合、技術者によって測定および検証を行い、
測定した製品の精度、品質を保証する手助けを務めさせていただきます。
お客様から測定の仕様が明確に指定されない場合、
技術者の経験、知識を活用し、より質の高い測定結果を追求して参ります。