測定顕微鏡 Vol.1
バリを含んだ計測にも対応してます!
今回のご依頼内容は下記です。
計測製品数:8個×1セット + 切断用製品4個
計測箇所数:15箇所/1個
必要納期:1営業日(測定顕微鏡によるマニュアル測定)
ご依頼いただいた製品は金型で成形した樹脂製品で、
サイズはΦ55×厚さ3mmの円形状で、切断面が台形のような製品でした。
使用した計測機はこちら↓
・ミツトヨ製 測定顕微鏡
製品数が8個と少なく、内外径部にバリが多数発生していた為、
測定顕微鏡にて計測プランをご提案させていただきました。
測定顕微鏡の最大のメリットは、計測の障害となるバリなどを
避けて計測を行ったり、バリの付け根位置を計測できたりと、
バリ寸法を含まない内外径を正確に計測できるところです。
しかし、メリットばかりではなくデメリットもあります。
1つ目は、手動計測になる為、自動計測と比較し時間がかかる点です。
今回は製品が少なかったので問題ありませんでしたが、
数十個から数百個となってくると(泣)・・・秘策が必要ですね!
2つ目は、自動計測と比較して人によるバラつきが出やすいことです。
しかし、弊社では計測機毎にレベル認定による力量管理を行っており、
人によるバラつきを低減させた、信頼性の高い計測結果の提供を行っております。