三次元測定機 Vol.1
プログラム計測により、計測効率/再現性を向上!
今回のご依頼内容は下記です。
計測製品数:2部品
計測箇所数:約120箇所/1部品
必要納期:3営業日/2部品
ご依頼いただいた製品は金属製の加工部品で、
サイズは約Φ200mm、約200mmの高さ、円筒形状と歯車形状の部品です。
円筒形状と歯車形状の境界部分には大きな曲率形状を含んでおり、
ネジ形状や微小R形状など複雑な形状を多く含んだ製品のご注文をいただきました。
使用した計測機はこちら↓
・ミツトヨ製 三次元測定機(CMM) ・ミツトヨ製 形状測定機(FT)
複数個のご注文ということもあり、プログラムでの計測をご提案いたしました。
主要箇所については三次元測定機のプログラム計測を活用し、
反転作業を計測の合間に挟みながら、部品全体の計測を実施いたしました。
微小R形状や微小面取り、ネジ形状の評価については、
形状測定機にて断面計測を行い、より精密な寸法計測を実施いたしました。
三次元測定機において複雑な形状や段取り替えが必要な計測でしたが、
計測効率向上を目指したプログラム作成に取組み、微小形状や複合形状については、
形状測定機の長所を発揮するよう工夫をして計測しました。